研究課題/領域番号 |
22530742
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
木谷 秀勝 山口大学, 教育学部, 教授 (50225083)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 高機能広汎性発達障害 / アスペルガー症候群 / 高機能自閉症 / WISC-III / WAIS-III / WAIS-III知能検査 / 自己の形成をめぐる葛藤 / 自己形成をめぐる葛藤 / 青年期高機能広汎性発達障害 / アスペルガー症候群の大学生 |
研究概要 |
高機能広汎性発達障害(以下、HFPDD)の自己形成をめぐる葛藤について、支援をしている HFPDD を対象に8年目の追跡調査を実施した。その結果、自己形成の葛藤に関わる2つの要因が示唆できた。第一に、学童期から学習面と対人スキルの両面へのバランスある支援の構築が、自己肯定感の低下からくる葛藤への予防に効果的である。第二に、HFPDD の受け身型と不器用さが強い場合にコミュニケーション上の葛藤も強化されやすいので、自分の苦手さへの理解と対処スキルの獲得が重要になる。
|