研究課題/領域番号 |
22530748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
岡 昌之 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 名誉教授 (00092164)
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研究分担者 |
妙木 浩之 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (30291529)
村松 健司 首都大学東京, 大学院人文科学研究科, 准教授 (00457813)
金丸 隆太 茨城大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (30361281)
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連携研究者 |
塩谷 隼平 東洋学園大学, 人文学部, 准教授 (00453481)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 心理学的介入 / 児童養護施設 / 心理療法 / 虐待 / 施設心理職 |
研究概要 |
施設における心理面接の状況調査を実施したところ、保護者面接や集団面接は施設での勤務経験とともにその割合が高くなった。83.1%は施設での心理面接を困難に感じており、主にその困難は、施設が子どもの生活施設であることと関連していた。また、経験年数10年以上の心理職へのインタビュー調査から、施設における心理職の役割は、子ども個人から子どもを取り巻く環境に向かう三つの段階からなることが示唆された。本研究のまとめとして実施されたケースフォーミュレーションでは、施設ケアのうち、とくに「ケアの展開期」と「親への支援」において、心理職のみならずケアワーカーにも役立つ方法であることが明らかとなった。
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