研究協力者 |
伊藤 大輔 金沢大学, 保健管理センター
兼子 唯 早稲田大学, 大学院・人間科学研究科
国里 愛彦 早稲田大学, 人間科学学術院
大野 真由子 小石川クリニック
佐々木 美保 吉備国際大学, 学生相談室
清水 馨 小石川クリニック
宣 聖美 早稲田大学, 大学院・人間科学研究科
巣山 晴菜 早稲田大学, 大学院・人間科学研究科
武井 優子 宮崎大学病院
田上 明日香 損保ジャパンヘルスケアサービス
矢田 さゆり 早稲田大学, 大学院・人間科学研究科
横山 仁史 早稲田大学, 大学院・人間科学研究科
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
本研究は,うつ病休職者の回復・適応過程およびうつ病再発・再燃に関わる諸要因を検討し,得られた知見を踏まえて復職支援プログラムのあり方を検討することを目的とした.研究の結果,うつ病の発症にかかわる職場要因として,相互のコミュニケーションを阻害するような職場風土や忙しさ,個人の回避的態度などが関連し,体調不良を早期に発見することが難しいことが示唆された.これらのことから,うつ病の休職者の復職支援および再発予防としては,職場でのコミュニケーション改善のための組織的取組をおこなうとともに,休職者に対してはうつ症状の改善をおねらいとした治療と併行して,職場のストレス耐性を高めるための支援が必要であることが示唆された.
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