研究課題/領域番号 |
22530771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都学園大学 |
研究代表者 |
伊原 千晶 京都学園大学, 人間文化学部, 准教授 (80288589)
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研究分担者 |
堀 泰祐 滋賀県立成人病センター, 緩和ケア科, 主任部長 (50507704)
大島 彰 九州がんセンター, 緩和ケア科, 部長 (20463490)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | サイコオンコロジー / 乳がん / スピリチュアリティ / 生きることの意味 / 臨床心理学 / 国際情報交換 / ドイツ |
研究概要 |
乳がん術後未再発女性患者を対象とし、患者の苦悩が成長の機会となるという観点から心理的課題(抑うつ・不安・心の健康度)・実存的課題(生きることの意味・スピリチュアリティ)について質問紙調査・面接調査を実施した。結果として、患者群の心理的健康度が健常群と同等あるいはより高いこと、乳がん罹患が人間関係を確認し、自らの弱さを受容するきっかけとなって、実存的な転換が生じている可能性が示唆された。がん罹患の積極的側面についての研究は、患者・家族にとって有意味であり今後も継続されるべきである。
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