研究課題/領域番号 |
22530783
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 日本赤十字豊田看護大学 |
研究代表者 |
島井 哲志 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (30136973)
|
研究協力者 |
山宮 裕子 テンプル大学, 講師
千須 和直美 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 健康心理学 / 食行動 / 健康教育 / ボディイメージ / やせ願望 / メディアリテラシー / 青少年 / 学校保健 / 健康リスク行動 / ダイエット |
研究概要 |
日本の若年女性のやせ志向に対するメディアの影響について、国内外の情報を収集し、関連する要因を検討して、食のメディアリテラシー教育の基礎的資料を提供した。主要な成果は、(1)体型不満のスクリーニング用尺度を開発し、それを用いて、日本の青年女子に体型不満が蔓延していることを確認した。(2)ボディイメージへの影響を測定する日本版SocioculturalAttitudesTowardsAppearanceQuestionnaire-3短縮版を開発し、大学生女子において、欧米と同様に、日本の青年女子のボディイメージに対して、家族、仲間の影響と並んで、メディアが大きな影響をもっており、メディアによって形成されたやせ理想の規範の内面化が進んでいることを示した。また、(3)この傾向は、女子中学生においても同様に見られ、特にファッション雑誌の影響が強くみられることを示した。そして、(4)メディアとしてのインターネットがボディイメージに与える影響について探索的に検討した。
|