研究課題/領域番号 |
22530792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
今井 章 信州大学, 人文学部, 教授 (80211754)
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研究分担者 |
内川 義則 東京電機大学, 理工学部, 教授 (90147455)
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連携研究者 |
高瀬 弘樹 信州大学, 人文学部, 准教授 (60345725)
田中 慶太 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (10366403)
星野 郁実 東京電機大学, 大学院理工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 仮現運動 / 脳磁図 / ベータ運動 / 運動知覚 / 空間視経路 / 物体視経路 / 脳磁図(MEG) / 3次元立体視 / 運動視 |
研究概要 |
物体移動を認知する運動視知覚の神経基盤について,脳活動による磁気変化(脳磁図)を捉えて検討した。実際には移動していない刺激を,空間的に異なる位置に交替提示することで運動視が成立する仮現運動(ベータ運動)を観察させて実験を行った結果,運動と関連する脳活動は刺激提示後,約100ミリ秒以内から頭頂部で立ち上がり,その活動の中心が約300ミリ秒後からは側頭部や前頭部へと伝播されることが示された。このことから,運動に関わる脳活動は,空間視に関わる経路と物体視に関わる経路との両経路に関与することが示唆された。
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