研究課題
基盤研究(C)
刺激に含まれる感情的要素の有無によって反応の抑制機能を支える機構が異なるかどうかを,事象関連電位を指標として検討した。笑顔や怒り顔と真顔を組み合わせたGo/No-Go課題を実施したところ,笑顔や怒り顔に対するNo-Go電位は,真顔に対するものよりも低振幅となった。また,この現象は,Go反応と刺激の接近を関連づけた場合に明瞭に出現した。この結果は,感情情報を含む刺激に対する認知制御が効率的に行われることを示唆する。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (8件)
広島大学教育学研究科紀要 第三部(教育人間科学領域)
巻: 60 ページ: 129-136
40019177446
広島大学教育学研究科紀要第三部(教育人間科学領域)
広島大学教育学研究科紀要 第三部((教育人間科学領域)
巻: 59 ページ: 75-81
40018282104