研究課題/領域番号 |
22530815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
太田 孝子 岐阜大学, 留学生センター, 教授 (00293580)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 異文化理解 / 留学生支援 / 内鮮融和 / 異文化交流 |
研究概要 |
柳原吉兵衛は奨学金の贈与など種々の援助を行い、関屋依子、枡富照子は、李方子が創設した「鴻嬉寮」(1940年設立)の寮母、顧問として茶道・短歌等を教授し、朝鮮人女子留学生に多くの影響を与えた。彼らの支援は、日本理解を願がってのものではあったが、「日本への同化」を意図した支援であったと評せられる一面を伴った。 他方、東京YWCA「朝鮮人女子学生寄宿舎」(1940年設立)開設当時の総幹事加藤タカは、アメリカ滞在をはじめとする豊富な国際経験を有していたにもかかわらず、戦況悪化とともに戦時協力へと転じ、YWCAの性格を大きく変質させていく。両者とも同様の意識下での支援であったことが判明した。
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