研究課題/領域番号 |
22530849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
山口 和孝 埼玉大学, 教育学部, 教授 (90182427)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 大学 / privatization / ドイモイ / 大学の質保証 / 大学評価 / 市場経済 / 高等教育改革 / ベトナム / 高等教育 / 大学民営化 / 民立大学 / 教育市場化 / 国際情報交換 |
研究概要 |
「ベトナム高等教育改革アジェンダ2006-2020」は、2001年の「2001-2010年教育発展戦略」を質的に転換し、2006年のWTO加盟を至上命題とする政府の方針によって、まったく思想の異なる書き手によって作成され、後者の政策の方向性を180度転換するものであった。 社会主義的理念を維持したままの私的教育機関の拡大は、(1)大学資源の所有権と利益分配のありかたをめぐって、社会的混乱を引き起こしていること、(2)大学法制が未整備のままで、会社法など商法に基づく大学経営の実態が明らかとなり、(3)私立大学の設立と経営的利益が、市場経済の中の「優良企業」として位置づけられ、教育理念や研究環境を欠いたままの「産業」として私立大学が展開していることが明らかとなった。
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