研究課題/領域番号 |
22530953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
首藤 久義 千葉大学, 教育学部, 教授 (20113897)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 小学校国語入門教科書 / ハンザフィーベル / 『小学国語読本』(「サクラ読本」) / 井 上赳 / オットー=ツィマーマン / センテンスメソッド / 教材 / 歴史 / 国語入門教材 / 教科書 / 学習材 / サクラ読本 / 井上赳 / 読み書き / 言語活動 / 入門用国語教科書 / ハンブルク学校博物館 / オットー・ツィンマーマン |
研究概要 |
小学校国語教科書入門教材の歴史について、資料の発掘・整理・比較・考察を通して従来の認識を確認・訂正し、欧米からの影響関係を明らかにして、明治初期から現代にいたるまでのより正確で詳細な変遷を明らかにし、その研究成果を踏まえて今後の方向を展望した。特に日本最初のセンテンスメソッド教科書『小学国語読本』(通称「サクラ読本」)に多大な影響を与えたドイツの『ハンザフィーベル』を徹底調査することによって旧説を訂正するとともに「サクラ読本」出現の歴史的意義を明らかにした。以上を踏まえて、言語生活向上につながる言語活動教材を一層充実させることが、教科書入門教材が今後進むべき方向であることを明らかにした。
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