研究課題/領域番号 |
22530982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
幾田 伸司 鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (00320010)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ノンフィクション / 国語科教育 / 小学校教科書 / 教材史 / 教育学 |
研究概要 |
戦後小学校国語教科書のノンフィクション教材を分析し、規範的人間像と国語学力の史的変容の解明を目ざした。昭和40年代までの教材では、文化人、近代化への貢献、勉学、努力、利他的精神が重視された。一方、昭和50年代以降の教材は規範的人間像を示さなくなり、近代化への批判が強くなる。福沢諭吉の場合、戦後復興期は民主国家の建設を目指す人間性のモデルとして、高度成長期には世界を目指す日本人の気概の象徴として採録され、公害のような近代化の課題が顕現化すると田中正造と交替した。
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