研究課題/領域番号 |
22531047
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
藤平 敦 国立教育政策研究所, 生徒指導・進路指導研究センター, 総括研究官 (60462157)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 生活指導 / 生徒指導 / 個別支援 / 別室指導 / 学級不適応 / 教育支援プログラム / 支援カルテ / ゼロトレランス / 教育指導プログラム |
研究概要 |
オルタナティブ教育プログラムで効果を上げている米国内の学校等について、そのシステム及びプログラムに関する調査を行い、の効果面を分類できた。具体的には、効果を上げている学校の共通点として、ハード面では、(1)別室指導におけるマニュアルの存在、(2)別室指導を対象とする児童生徒の「個別支援カルテ」の活用、(3)個別の課題に応じた指導プログラムの作成、の3点が、そして、ソフト面では、(4)教師主導ではなく、「児童生徒に自分で考えさせる」実践、(5)個別ではあるが、あらゆる機会を通して、集団活動的要素を取り入れる実践、が挙げられる。また、日本国内での別室指導において、学習指導を試行的に行ってもらったところ、個別支援を受けた生徒のその後の学校生活に対するアンケート((1)「学校が楽しい」、(2)「勉強がよくわかる」、(3)「自主的に勉強に取り組んでいる」)結果で肯定的な回答(平均値)が増加していることが見られた。このことは、今後の別室指導の在り方に大きな示唆を与えるものである。
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