研究課題/領域番号 |
22540111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
田沼 一実 群馬大学, 理工学研究院, 准教授 (60217156)
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連携研究者 |
中村 玄 韓国・仁荷大学, 北海道大学, 数学科, 理学研究科, 教授 (50118535)
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研究協力者 |
CHI-SING Man アメリカ合衆国・ケンタッキー大学, 数学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 応用解析 / 弾性波 / 非等方弾性体 / Rayleigh 波 / 残留応力 / 逆問題 / Stroh formalism / surface impedance / 国際研究者交流 / アメリカ合衆国 / 弾性波動方程式 / 分散と摂動 / 弾性界面波 / 弾性表面波 / Stoneley 波 / 分散 / Rayleigh波 / 直交異方性 / fiber-reinforced composites / 摂動公式 / 分散公式 / 弾性波動 / 位相速度 |
研究概要 |
本研究では,弾性体の非等方性および不均質性が弾性波の挙動に及ぼす影響を明らかにすることを目標に,弾性表面波(Rayleigh波)の位相速度に対して,周波数に関する漸近展開式を導いた.この結果は,弾性体の不均質性によって発生する弾性表面波の分散現象を,弾性波動方程式の数学解析により,弾性テンソルをもちいて定式化したものである.またRayleigh波の位相速度と,2つの非等方弾性体の界面近傍を伝播する界面波の位相速度に対して,非等方性に関する一次摂動公式を導いた.以上の順問題解析の結果を,弾性波の観測により弾性体の非等方性と非均質性(残留応力によるものも含む)を決定する逆問題に応用した.
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