配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
本研究では, 競争関係にある2種の個体群密度の動態を記述する密度依存型の拡散項をもつ反応拡散系 (2種競争系) について,生物の住処をある球の内部とし,研究対象とする解を球対称正値定常解に制限したときの解構造について研究を行った.この解構造を特定するために,住処の次元を示すパラメータは整数値だけでなく,実数値も取ることができるとし,系に含まれる拡散係数が零に十分に近い場合について,分岐理論や比較定理などを用いて,定常解のまわりでの線形化作用素の性質を調べた.
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