研究課題
基盤研究(C)
人口動態論に由来する非線形楕円型方程式,いわゆる拡散効果を加味したロジスティック方程式を非線形境界条件のもとで考察した.内包するパラメータと解空間の直積空間において,正値解から成る連続体分岐枝の大域的な存在を示し,パラメータ依存した分岐枝の漸近挙動を研究した.ロジスティック非線形項が示す吸収型非線形性,境界条件に現れる爆発型非線形性,そして方程式に内包する空間依存した符号不定な係数の相互作用が分岐枝の大域的挙動を分類した.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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