研究課題/領域番号 |
22540254
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
加藤 万里子 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50185873)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 新星 / 白色矮星 / 連星系 / 理論天文学 / 星の種族 / 天体物理学 |
研究成果の概要 |
本研究の主な成果は次の通りである。まず白色矮星の質量が小さい場合には新星風が起こらないか、遅れて起こる機構を解明した。次に新星の色色図上の進化の一般法則を発見し、この性質を利用して星間吸収や距離を決められることを多数の新星について示した。また新星の光度曲線は、遅い新星では自由自由遷移放射に加えて光球面からの輻射も寄与することを解明した。新星風の加速は鉄の組成量に依るため、古い種族の新星では加速が弱く、その結果、球状星団に出現した新星は白色矮星の質量が大きいものに限られることを示した。またIa 型超新星との関連では、爆発直前の連星系の進化を計算し、非常に重い白色矮星の質量分布等を求めた。
|