研究課題/領域番号 |
22540274
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
早田 次郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (00222076)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 宇宙論 / インフレーション / ゲージ場 / 超重力理論 / 非等方インフレーション / 非等方性 / 宇宙背景放射 / ベクトル場 / 偏光揺らぎ / 宇宙背景輻射 / 非等方 / PLANCK / 宇宙論的摂動論 |
研究概要 |
超重力理論ではゲージ場の運動エネルギー項がスカラー場との非自明な結合を持つことが知られている。我々は、このことに着目し、宇宙初期において非等方なインフレーションを引き起こすモデルを発見した。さらに、このモデルが宇宙背景放射の統計的な非等方性や温度揺らぎと偏光の相関等の存在を予言することを明らかにした。Planckのデータリリースが遅れたため、観測データとの比較によるモデルの検証には至らなかったが、素粒子の基礎理論を初期宇宙の観測から探求する新たな道を開いたものと自負している
|