研究課題
基盤研究(C)
銀河・銀河団などの宇宙の大規模構造は、重力の影響で衝突を繰り返しながら形成されてきたと考えられているが、その際生じる衝撃波によって高エネルギー粒子の加速とガンマ線放射なども自然に起きると予想され、このような現象が、謎の超高エネルギー宇宙線や未同定ガンマ線源の起源となっている可能性もある。我々はこれらの物理過程の理論的研究を進めるとともに、現在のX線・ガンマ線観測を通じてその検証を試みたところ、少なくとも一部の予想を裏付ける結果が得られた。このような、宇宙の最大スケールにおける加速現象は、将来の高精度観測で一層理解が進むと期待される。
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すべて 雑誌論文 (25件) (うち査読あり 25件) 学会発表 (75件) (うち招待講演 5件)
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