研究課題
基盤研究(C)
天体ガンマ線が放射されるメカニズムの解明を目指し、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡LAT検出器の観測データを用いて、高エネルギー天体のうち、X 線連星・超新星残骸・パルサー星雲など、銀河系内高エネルギー天体に着目して解析を行った。X線連星かつパルサー星雲であるPSR1259-63/SS2883に対し2010年12月の近星点通過後に有意なガンマ線信号をとらえ、また7個のX 線連星天体についてはガンマ線信号は見つからなかったが、これまで報告されているより厳しい上限値を与えた。これ以外の天体についても解析を続けている。
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