研究課題/領域番号 |
22540322
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 岡山大学 (2012-2013) 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2010-2011) |
研究代表者 |
吉村 浩司 岡山大学, その他部局等, 教授 (50272464)
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研究分担者 |
長谷川 雅也 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (60435617)
山本 明 高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 教授 (30113418)
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研究協力者 |
坂井 賢一 NASA Goddard Space Flight Center
佐々木 誠 NASA Goddard Space Flight Center
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ESS-Polar / 南極周回飛翔 / 物質反物質非対称性 / 暗黒物質 / 原始ブラックホール / 初期宇宙 / 長時間気球観測 / 宇宙線 / 反重陽子 / 反ヘリウム / BESS-Polar / 物質・反物質対称性 / 太陽活動 / 物質・反物質非対称 |
研究概要 |
本研究では、BESS-Polar IIの観測データを用いて反重陽子および反ヘリウムの探索を行った。南極から回収した測定器を用いた検証を行うことにより、実験中に生じた様々な問題について知見を得て、新たな較正により測定器性能を向上させることができた。従来に比べ1桁上の感度での探索を行った結果、観測データ中には反重陽子、反ヘリウムは観測されなかった。反ヘリウムに関しては、過去のBESS実験のデータと合わせる事により、BESS以前の結果にくらべ、1000倍の精度での探査結果となり、我々の周りに反物質優勢の世界がないことの最も直接的な証拠をあたえることとなった。
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