研究課題/領域番号 |
22540323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
辻見 裕史 北海道大学, 電子科学研究所, 准教授 (20113673)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | チタン酸ストロンチウム / 光散乱 / 量子常誘電体 / 量子臨界点 / 一軸性圧力 / 時空間スケーリング / SrTiO3 / 量子常誘電状態 / 量子強誘電状態 / ブロード・ダブレット / SrTiO_3 |
研究概要 |
SrTiO3(チタン酸ストロンチウム)結晶は、1方向だけから圧力を掛けると、圧力を掛ける前とは別の結晶状態になる。このような現象が何故起こるのかを集団原子振動レベルから解明した。また、本物質には第二音波(熱が波のように伝わる現象により生ずる)があると報告されていた。ところが、圧力を掛けたところ、第二音波では許され得ない特性が現れ、第二音波は存在しないと結論づけた。このようにして得られた知見は、小型コンデンサーの開発の礎となり、たとえばスマートフォーンの軽量化に貢献すると考えられる。
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