研究課題/領域番号 |
22540370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
眞榮平 孝裕 琉球大学, 理学部, 准教授 (20372807)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 遍歴 / 局在 / 相対論的バンド計算 / 結晶場 / f 電子系 / 電子相関 / 磁性 / 超ウラン化合物 / j-j 結合 / f電子系 / j-j結合 / 希土類化合物 / アクチニド化合物 / 遍歴・局在 |
研究概要 |
遍歴と局在の 2 重性は強相関電子系の持つ本質的な問題である。本研究では 2 重性を本質的に内在するセリウムを研究対象に選び、典型的な希土類化合物を解析するとともに 2 重性が関与する物性現象を明らかにすることを目的とした。a-Ce のフェルミ面を、局所密度近似を基礎とした相対論的バンド計算法により明らかにした。得られたフェルミ面はホール面と電子面がそれぞれ 1 枚ずつで形成されており開軌道は存在しない。この結果は高磁場磁気抵抗の実験結果と矛盾しない。また、超ウラン化合物、 PuS、 PuSe、 PuTe、 PuRu_2、PuRh_2、PuIr_2、PuPt_2、ThSn_3、Usn_3、NpSn_3、PuSn_3、PuRh_3、PuPd_3、PuPt_3 についても電子構造を明らかにした。
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