研究課題/領域番号 |
22540371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
溝口 憲治 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (40087101)
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研究分担者 |
坂本 浩一 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (90187047)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | DNA / 2価金属イオン / キャリアードーピング / ESR / Pauli磁化 / 塩基πバント / キャリアードーピング / 塩基πバンド / キリアードーピング / 光学吸収係数 / Id磁性鎖 |
研究概要 |
DNAに電荷担体を導入しナノ電子素子の可能性を探るため、2価金属イオンMをDNAに導入したM-DNAの物性を調べた。その結果、多くの2価金属イオン中で、Fe-DNAと凍結乾燥Zn-DNAにのみ電子担体の導入の可能性を見出した。Fe2+はFe-DNA中でFe3+として存在し、高スピンと低スピン両状態が混在する。また、水和されたZn2+を持つZn-DNAから凍結乾燥法を用いて水分を完全に除去すると、Znが窒素と配位結合し強相関のπ電子スピン系が出現する。これらの振舞を理解するモデルを提案した。
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