研究課題/領域番号 |
22540387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
湯川 諭 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (20292899)
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研究期間 (年度) |
2010-10-20 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 非平衡ダイナミクス / 輸送 / 構造形成 / 噴霧流転移 / 破壊・亀裂 / 非平衡状態 / 破壊 / 動的スケーリング / 普遍分布関数 / Lennard-Jones系 / 相分離 / 温度勾配 / 界面運動 / Lennard-Jonesモデル / 核生成理論 |
研究概要 |
熱が温度の高いところから低いところへ流れていくような現象を非平衡現象と言います。非平衡現象は、日常的に目にしますがその物理的理解はまだまだ不十分です。この研究では、そのような非平衡状態を理解するために、コンピューター上でシミュレーションにより調べました。特に、火山噴火に見られるような急減圧下での気泡生成と構造形成の物理、泥のひび割れのような、体積が収縮することによる亀裂発生の様子とその性質、結晶粒界の温度勾配下での運動などを調べ、これまでに知られていなかったことを幾つか明らかにしました。この成果は非平衡現象の制御に応用できる可能性があります。
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