研究課題/領域番号 |
22540388
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西野 友年 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (00241563)
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研究協力者 |
ANDREJ Gendiar Slovak Academy of Sciences, Independent Researcher
ROMAN Krcmar Slovak Academy of Sciences, Researcher
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | テンソル積状態 / DMRG / 繰込み群 / 双曲変形 / エンタングルメント / 境界条件 / 正弦2乗変形 / 変分計算 / DMRG / 繰り込み群 / 最小作用 / 時間発展 / 双曲平面 / 並列計算 |
研究概要 |
テンソル積状態は、相関を持つ量子系を精密に近似し得る能力を持っている。テンソルの最適化においては、その周囲の環境の構成が重要である。本研究では、境界条件に着目した。相互作用定数が、スムーズにゼロへと減少する正弦変形、その逆に増加して行く双曲変形などを1次元量子系に課した。この場合、系の非一様性にもかかわらず、テンソル積状態が一様性を保ったまま最適化されて行くのである。この一見すると矛盾している関係が成立している事実を、密度行列繰り込み群などテンソル積形式に基づいた数値計算により明らかにした。
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