研究課題/領域番号 |
22540404
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中山 恒義 北海道大学, -, 名誉教授 (80002236)
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研究分担者 |
兼下 英司 仙台高等専門学校, 総合科学系, 准教授 (60548212)
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連携研究者 |
新井 正敏 日本原子力開発機構, J-PARCセンター物質 生命科学デビジョン, 研究主席 (30175955)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 不規則系 / 対称性の破れ / 構造ガラス / 熱電変換物質 / クラスレート / THzダイナミクス / ガラス / ボソンピーク / THZダイナミックス / 内包系物質 / THzダイナミックス |
研究概要 |
本研究は、空間反転対称性が局所的に破れた物質群が示すガラス的物性の起源と機構を理論的に解明に向けて、4年計画のもとで研究を遂行したものである。最初の2年間において、空間反転対称性が局所的に破れた物質群が何故構造ガラスと同じような諸性質を示すのかについて、その背後にある物理的起源を研究した。局所的な非線形ポテンシャルならびにイオン間の長距離相互作用の重要性を、実験結果との比較において検討した。さらに後半の2年間において、空間反転対称性の破れに伴いテラヘルツ(THz)振動数領域で発現する新規なモードの分散曲線を計算したことにより、コヒーレント非弾性散乱中性子散乱の実験との比較が可能になった。
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