研究課題/領域番号 |
22540418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
箕田 弘喜 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (20240757)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 環境制御TEM / 生物分子 / 位相差像 / 位相差法 / 環境制御型電子顕微鏡 / 位相差電子顕微鏡法 / 生体高分子 / 位相板 / 環境制御型透過電子顕微鏡法 / 位相物体 |
研究概要 |
環境制御透過電子顕微鏡法(E-TEM)と位相差電子顕微鏡法(P-TEM)を記見合わせた方法を開発した。この方法は、液体中にある生体高分子の分子レベルでの構造観察を可能にしてくれる。本研究では、この方法により染色していない、液中にある生体高分子である。ミオシン分子を10nm分解能で直接観察することに成功した。試料周りの溶液層の厚みが厚くなると、電子の干渉性が低下し、像コントラストが低下することが、実験的にも計算でも確認された。 より高い分解能を実現するため、新しいwetcellを開発した。樹脂をスペーサーとして用いることで水膜厚さをある程度制御する構造となっている。像質は、ガスフロータイプのwet-cellに比べて向上し、DNA試料を2nm以下の分解能で観察することに成功した。
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