研究課題/領域番号 |
22540437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鷺谷 威 名古屋大学, 減災連携研究センター, 教授 (50362299)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 余効変動 / 巨大地震 / 地震サイクル / 粘弾性緩和 / 地殻変動 / 地震発生ポテンシャル / プレート間相互作用 / 沈み込み帯 / 余効すべり / 東北地方太平洋沖地震 / 断層強度回復 |
研究概要 |
本研究では、東北地方太平洋沖地震に関わる地殻変動の問題を検討した。この巨大地震の発生が事前に予測されなかった原因の一つとして、明治時代に三角測量とともに行われた基線測量が1894年庄内地震に起因するスケール誤差があることを初めて見出した。また、東北地方の太平洋岸における地震間および地震時の沈降と長期的な隆起を説明可能な地震サイクルの運動学的モデルを構築した。観測データを説明するためにはプレート境界浅部で長期間固着が継続する必要があり、マントルの粘性緩和の影響も不可欠である。
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