研究課題/領域番号 |
22540446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊賀 啓太 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60292059)
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連携研究者 |
新野 宏 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (90272525)
柳瀬 亘 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (80376540)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 寒冷渦 / 寒気内低気圧 / 渦位 / 波の相互作用 / 圏界面波動 / シアー流中の中立波 |
研究概要 |
理想化した単純な設定のもとでメソ大気モデルを用いた数値実験を行うことにより、上層の寒冷渦によって寒気内低気圧が励起されて発達するメカニズムを調べた。上空の寒冷渦の存在する高度が低く大気の成層が弱い場合には、上空の渦が直接下層に渦擾乱を起こす力学的励起が支配的になるのに対して、高度が高く成層が弱い時は、寒冷渦によって下層の大気が不安定化することにより対流が起きる熱的励起が顕著になってくる。また、特に力学的励起に関しては、下層の移流が地表面での温位勾配と結びつく効果より、上空の渦位移流に伴って上昇流が生じることにより地表面の渦が引き伸ばされて強化される効果が大きいことがわかった。
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