研究課題/領域番号 |
22540468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
原山 智 信州大学, 理学部, 教授 (60293536)
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研究分担者 |
河合 小百合 信州大学, 山岳科学総合研究所, 研究員 (30510010)
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連携研究者 |
百原 新 千葉大学, 大学院・園芸学研究科, 准教授 (00250150)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 地形発達史 / 山岳環境変動 / 堰止め湖 / 花粉分析 / 温暖化 / 14C年代 / 埋積谷地形 / 微動アレー探査 / 流路変遷 / 活断層 / 湖成堆積物 / 埋積谷 / 後氷期 / ^<14>C年代 / 山岳環境変遷 |
研究概要 |
上高地の極めて平らな山間盆地は12000年前の焼岳火山群の噴火によるせき止めでできた地形であり,180mの厚い湖成層が堰き止めでできた古上高地湖に堆積した。湖成層のコア試料の花粉分析に基づくと,古上高地湖の周囲は寒冷な気候のために当初植生に乏しかった。温暖化によりパイオニア植物による林が徐々に発達し,11000~9000 年前には低地から逃避してきた亜寒帯針葉樹が増加する。9000~4000年前になるとさらに温暖化してブナやコナラ亜属が優勢な落葉広葉樹林が増加した。
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