研究課題/領域番号 |
22540481
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
重田 康成 独立行政法人国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (30270408)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 古環境 / 絶滅 / 回復 / 三畳紀 / 海洋環境 / 貧酸素 / 三畳系 / ロシア極東 / 貧酸 / 生物多様性 / 生痕化石 |
研究概要 |
ロシア・プリモーリエ州南部地域の下部三畳系の地質調査の結果、暴風時波浪限界より深い海は貧酸素環境のため生物にとって生息には不適な環境であったことが明らかになった。酸素欠乏は、三畳紀前期のスミス階とスパース階の境界付近から解消の兆候が認められる。スパース階になると、アンモナイト、ウミユリ、二枚貝などが多様化することから、貧酸素水塊の解消に代表される海洋環境の改善が、これらの変化を導いた可能性が示唆される。
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