研究課題/領域番号 |
22540503
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
荒巻 光利 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (50335072)
|
研究分担者 |
田中 雅慶 九州大学, 総合理工学研究科, 教授 (90163576)
|
連携研究者 |
庄司 多津男 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (50115581)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 強結合プラズマ / イオントラップ / レーザー冷却 / ゆらぎ / 顕微LIF / リーザー冷却 |
研究概要 |
イオントラップに閉じ込めた一成分プラズマをレーザー冷却することで、気相-液相-固相の3相のプラズマを生成できる。この系では粒子間の相関を広い範囲で制御した実験ができるため、プラズマの物性におけるクーロン相互作用の効果を詳細に研究するのに理想的な系である。粒子相関の効果は、スペクトル形状の小さな変化として現れると考えられているため、その変化を観測するには実験精度の向上が特に重要となる。本研究では、レーザー冷却により状態制御された微小な一成分プラズマの、高精度な顕微レーザー誘起蛍光(LIF)測定系を開発した。それに加え、広い温度範囲でプラズマを安定に制御して実験を行うため、レーザー冷却用および計測用光源の性能を向上させた。これら新しく開発した実験系を用いて、強結合-弱結合の中間領域の顕微レーザー誘起蛍光スペクトルの形状変化を詳細に検討し、クーロンポテンシャルの遮蔽メカニズムの変化を示唆する結果を得た。
|