研究課題
基盤研究(C)
インフルエンザなどの医療検査には、抗原抗体反応を利用するイムノアッセイ法が汎用されている。しかしながらその測定法には種々の煩雑な操作が必要で、時間がかかる場合もあるので、簡便化が望まれている。また、酵素標識抗体などの方法がとられ、高感度化が図られているが、さらなる高感度化が期待されている。そこで、本研究では、抗原抗体反応の迅速化と高感度化を図るために、抗体を固定した磁気ビーズを免疫反応媒体とし、そこで生成する複合体を磁気ビーズの外部磁場による圧電素子デバイスの増幅を図る方法を開発することを目的として、固相担体への抗体固定化について物理吸着法などを検討するとともに、固定化抗体と抗原の結合定数を測定し、圧電素子デバイスに固定化した抗体と抗原標識磁気ビーズと反応を検討し、磁気ビーズのデバイス信号に与える効果を明らかにし、イムノグロブリンをモデル物質として新しい免疫測定法を提案した。
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