研究課題/領域番号 |
22550121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 直樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (10170771)
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連携研究者 |
吉田 弘幸 京都大学, 化学研究所, 助教 (00283664)
マーディー リチャード 京都大学, 次世代開拓研究ユニット/化学研究所, 助教 (20447931)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 有機半導体 / 分子内電荷分布 / 両性極性分子 / 両性イオン分子 / 薄膜構造 / 分子配向 / 電子物性 / 電気特性 |
研究概要 |
双極子モーメントを揃えて結晶化する両性イオン分子で、酸化シリコン基板の自己集合単分子膜による表面修飾や成膜後の水蒸気暴露などによる蒸着薄膜中の分子配向の制御効果を、ドナー・アクセプター両部位をもつ両性分子でも類似の効果を見いだし、有機半導体の物性拡張に有用な成果を得た。また、計測履歴が極性や規模に及ぶダイオード挙動を示す系を構築し、有機半導体の電荷輸送機構の考察に有力な知見を得た。これらは、分子の特異な電荷分布や分極特性に基づく新たな有機半導体創出の指針となる。
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