研究課題/領域番号 |
22550135
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
|
研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
李 継光 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主幹研究員 (90354381)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | コロイド / 超微粒子 / 蛍光体 / 光物性 / 球形微粒子 / 単一分散 / 均一沈殿合成 / 蛍光特性 / 酸化物蛍光体 / 溶媒効果 / 粒径制御 / 同時沈殿 / 多蛍光色球形微粒子 / 酸化物螢光体 / 形態制御 / 単一分散・球形微粒子 / 水熱合成 / 有機溶媒 |
研究概要 |
均一沈殿法を用い、化学成分Ln(OH)CO3・nH2O (Ln=Y,Gd,Eu)を有する単一分散・球形微粒子の合成と粒径制御に成功した。また、球形微粒子の生成範囲を確定した。有機溶媒が各種希土類イオンの同時沈殿を促進することがわかった。塩基性炭酸塩前駆体の仮焼工程で単一分散・球形特徴を有する(Y,Gd)2O3:Eu3+蛍光体微粒子を得た。Gd3+からEu3+へのエネルギー移転を利用し、微粒子の蛍光強度を改善した。細かい蛍光体粒子はより強い蛍光を示すことが分かった。Gd3+の電気陰度性はY3+より低いため、Gd3+の含有量が増えると蛍光体の電荷移動遷移励起帯の中心はより長い波長に位置する。蛍光体微粒子の蛍光寿命はGd3+の含有量に関係なく、約1.5 msであることが分かった。
|