研究課題
基盤研究(C)
希薄磁性半導体井戸と非磁性半導体井戸をもつ多重量子井戸構造を用いて井戸局在励起子の井戸間移動現象を調べた。励起子のスピン状態と励起子再結合に伴う発光の円偏光度に着目して、希薄磁性井戸から非磁性井戸への励起子移動を確認した。移動過程の観測に適した試料構造を設計製作し、隣接井戸間の移動と隣の隣の井戸への移動を分離した観測に成功した。本研究成果は半導体ナノ構造中の励起移動を基本過程とする新奇デバイスへの展開につながる。
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Physica Status Solidi C
巻: (印刷中)
Physica Scripta
巻: Vol.T151
巻: T151 ページ: 014054-014054
10.1088/0031-8949/2012/t151/014054
Jap. J. Appl. Phy
巻: Vol.50
210000070540
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 50(印刷中)
ページ: 1642-1644