研究課題/領域番号 |
22560021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
下村 勝 静岡大学, 電子工学研究所, 准教授 (20292279)
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研究分担者 |
村上 健司 静岡大学, 電子工学研究所, 准教授 (30182091)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 表面 / 二酸化チタン / 酸化チタン / アナターゼ / XPS / 色素増感太陽電 / 走査トンネル顕微鏡 / X線光電子分光 / 色素増感太陽電池 |
研究概要 |
本研究ではアナターゼ二酸化チタン表面へのジチオカルボン酸の吸着構造についてX線光電子分光によって研究した。また、色素増感太陽電池を作製し、表面処理によって性能がどの程度変化するかを調べた。ジチオカルボン酸関連分子であるピロリジンジチオカーバメート(PDTC)やジエチルジチオカーバメート(DEDTC)によって、二酸化チタンナノ粒子焼結薄膜を表面処理すると、PDTC、DEDTCの硫黄が複数の酸素と結合することが判明した。また、これらの処理を行い、DSSCを作製すると、短絡電流(ISC)が大幅に上昇することが分かった。PDTC処理を行うと、変換効率がおよそ1.2倍になった。
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