研究課題/領域番号 |
22560048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 防衛大学校 |
研究代表者 |
大越 昌幸 防衛大学校, 電気情報学群, 教授 (70283497)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 光プロセシング / ポリカーボネート / 自動車窓材 / シリカガラス / フッ素レーザー / ガラス化 / 自動車用窓材 / 環境 |
研究概要 |
波長157 nmのフッ素レーザーにより誘起されたシリコーンのシリカガラスへの光化学改質を基にして、ポリカーボネート上に施されたシリコーン系ハードコート表面を、透明で硬質なシリカガラス層に改質することができた。形成したシリカガラス改質層は、レーザー照射条件の最適化によりクラックフリーとすることができた。また、試料の可視透過性は、レーザー照射前後で変化は認められず、シリカガラス改質層が形成した試料も高い可視透過性を呈することが判明した。テーバー摩耗試験により、試料の耐摩耗性を評価し、そのときのヘイズ値(1.2 %)から、従来のシリカガラス製自動車用窓材(0.9 %)に匹敵する高い耐摩耗性が発現していることも明らかとなった。形成したシリカガラス改質層の厚さは、フッ酸を用いた化学エッチングにより調べ、その値は約0.44 umであることがわかった。
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