研究課題
基盤研究(C)
本研究では、EL発光、太陽電池、トランシ゛スタ機能を有する厚さ数百ナノメートルの有機半導体薄膜を等方加圧処理により高密度化し、その力学的特性の改善を検証した。加圧処理された有機薄膜は、その内部にある気孔が圧壊されて高密度化し、弾性率、硬さ、曲げ強度が、それぞれ最大で2.3倍、2.8倍、および26%向上した事を初めて明らかにした。さらに、薄膜の加熱により加圧性が改善する事、薄膜の力学特性が気孔の比率に強く依存する事を示した。
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http://www.ibaraki-ct.ac.jp/ss/