• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高速レーザースペックル法による発熱反応にともなうレーリーテーラー不安定性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22560200
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 熱工学
研究機関山口大学

研究代表者

西村 龍夫  山口大学, 理工学研究科, 教授 (90136135)

研究分担者 國次 公司  山口大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (10253171)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワードレーザースペックル法 / レーリーテーラー不安定性 / 発熱反応 / Hele shaw cell / 拡散浸透厚さ
研究概要

高さ100mm×幅50mm×奥行き1mmのHele-Shaw Cellを用いて中和反応実験を行った.Hele-Shaw Cellは,2段に分かれており,まず,下層側に,所定のモル濃度(C=10.0,8.0,6.0,4.0mol/l)のNaOH水溶液を注入し,上層側を少しずらして,所定のモル濃度(C=1.0mol/l)のHC1水溶液またはCH3COOH水溶液を注入した。上層溶液および下層溶液の初期温度を20±0.5℃で一定とし,上部のアクリルを元の位置に戻して中和反応を起こさせた.密度分布測定は次のように行った.アルゴンイオンレーザーをすりガラスに照射し,レーザースペックルパターンを生成させ,そのパターンを平凸レンズにより平行光にし,Hele-Shaw Cellを通過させた.そのスペックルパターンを別の平凸レンズにより集光させ,高速度カメラで撮影した.反応開始後30分間の動画を撮影し1秒間隔で静止画に編集した.次に,これらの連続静止画像から,PIV法を用いてスペックルパターンの移動量分布を求め,フェルマーの定理を用いて,屈折率分布に変換した.さらに,予備実験で得た屈折率-密度相関式を用いて液相内の密度分布を求めた.なお,本手法により,0.01kg/m3レベルの密度変化までとらえることが可能である.本実験の妥当性については,反応がない系において,理論による密度分布と比較した結果,相対誤差が1%以下で一致することがわかった.本年度は,レーザースペックル法を利用して,液相反応中の密度分布の時系列データの取得に成功した

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レーザースペックル法による反応界面近傍の密度および温度分布測定2011

    • 著者名/発表者名
      林達也
    • 学会等名
      中国四国支部第49期総会・講演会
    • 発表場所
      岡山理科大学
    • 年月日
      2011-03-05
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

URL: 

公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi