研究課題
基盤研究(C)
液体による高温面の非定常沸騰冷却中の高温面上のぬれ状態の回復は,高温面の急速冷却開始を決定づける重要な因子である.本研究では,沸点を大きく超える高温金属表面へ液滴を滴下したとき、高々10msの短時間内で生じる非定常沸騰に対応可能な高速応答性に優れた熱伝達測定法を確立した.そして,高速ビデオによる沸騰観察との同期測定によって,固液接触後の急速加熱による蒸気膜形成でぬれ状態の維持が阻害されるまでの非定常伝熱の素過程についての測定データを得た.
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Journal of Energy and Power Engineering
巻: Vol.7, No.3 ページ: 411-422