研究課題
基盤研究(C)
本研究では、個々のユーザの特性に対応した自律的な整合性機能を有する汎用性のある補助装置の開発を目指している。この研究では特にその中心的な研究テーマとして、神経筋骨格系のむだ時間を特定することに着目した。最初のステップとして、神経筋骨格系におけるむだ時間の同定方法が、筋電位と筋肉の運動を測定したデータとシステムモデルを使用して新たに提案された。次の段階で、研究者は人間の手の把握系に対する筋電位と皮膚表面の加速度を測定するシステムを構築した。その後、筋肉収縮と神経筋骨格系におけるむだ時間の値が数学的モデルに基づいて正確に得られることを調べ、提案した方法の有効性を確認した。その結果、本研究の基礎技術は将来の介助機器の改良に貢献できることを示した。
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International Journal of Modelling and Simulation
巻: Vol. 32,Issue 4 号: 4 ページ: 221-228
10.2316/journal.205.2012.4.205-5509
http://pem.kaist.ac.kr/icpt2010/