研究課題
基盤研究(C)
近年,マイクロ・ナノスケールサイズの精密な技術の発展に伴い様々な分野において微細な作業を可能とする装置の開発が行われている.この場合,対象物は数mm~数μmと非常に微小であるため,人の手で直接操作することは困難である.そこで注目されているのが視覚情報に加え触覚情報を提供することができる力覚フィードバック装置である.本研究では上記の微細作業のニーズに対応する特殊な力センサを開発し,そのセンサを具備するマイクロマニピュレーションと力覚インターフェイスをネットワークで繋ぐことによりネットワーク環境があれば場所を選ばず遠隔操作が可能な力覚フィードバック型マイクロマニピュレーションシステムを開発した.さらにネットワークシミュレータを用いて通信の遅延に関する影響も検討を行った.
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