研究課題/領域番号 |
22560304
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
犬島 喬 東海大学, 工学部, 教授 (20266381)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 電気・電子材料 / InN / 半導体超伝導 / 高温超伝導型相転移 / 磁気プラズマ反射 / 磁気抵抗効果 / マイスナー効果 / InN / 超伝導 / s-d混成 / アンダーソン定理 / BCS超伝導 / 高温超伝導 / 2種類の電子 |
研究概要 |
現在まで作成されたInN結晶は電子過剰のn型半導体であり、その最低電子濃度は金属・絶縁体(モット)転移濃度の2×1017cm-3程度である。InNは電子濃度の減少と共に結晶性と移動度が向上し、モット転移近傍の電子濃度で移動度が最高になり、且つ超伝導相転移はHigh-Tc超伝導体に特徴的な形態に変わる。このようなInNの超伝導の原因として、InNを構成する元素の価電子であるInの4dとNの2s軌道が価電子帯において混成するため、伝導帯にs電子とd電子が作り出されるというメカニズムを提案し、磁気抵抗効果と磁気プラズマ反射の実験により確認した。
|