研究課題/領域番号 |
22560411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
平野 悟 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (00396590)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 計測工学 / ナノバイオ / 癌 |
研究概要 |
がん細胞検出に応用が期待される医用磁性ナノビーズ磁気検出を目的として、超高感度磁気センサと振動回路検出回路の開発を行った。 本研究では、SQUID磁束計と振動検出回路との結合回路の製作を行った。ここでは、振動検出回路の出力をSQUIDに伝達する入力回路の設計製作をした。閉磁路結合磁気入力回路は、フェライトを用いた磁性体カプセルの中に液体窒素冷却の高温超電導SQUIDを置くものとした。その内部に配置する入力コイルの設計が、SQUIDとの結合度に大きく影響するため、その部分を中心に検討した。 さらに振動回路の検出SQUIDのグラジオメーターによる磁場勾配検出の原理実験を行った。グラジオメータとしての、入力共振回路の高感度化をはかり、到達感度の見極めを行った。感度測定は、第一に、寸法の決まった微小円形コイルに微小電流を流し、磁場勾配をつくることでおこなった。 以上の検討を基に、渦流探傷に設計された振動コイル操作ステージを改良し、圧電超音波振動子を用いた高密度化、SQUID磁束計と振動コイルとの結合回路の作成を中心課題として、医用磁性ナノビーズの微量磁気検出を目的とした計測システムの試作研究に展開する。
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