配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究概要 |
高精度な力覚推定アルゴリズムでは静止摩擦などの影響による圧力推定誤差を改善するため,圧力指令値に微小な周期信号を重畳させている。そこで,摩擦の影響を考慮した電動射出成形機のモデルを作成し,実機実験ではハードウェアの構成上設定が困難であるため,数値解析結果に基づいて周期信号の振幅,周波数,位相の各パラメータに対し評価を行った。さらに,超小型射出成型機の根幹技術となる射出材料の粘弾性を考慮した射出部のモデルを提案し,射出材料の変化に対してロバストかつ実装を意識したオブザーバを設計した。提案手法の有用性については,オブザーバを用いた圧力推定の数値解析により確認した。
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