貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究

• 研究課題/領域番号: 22560465
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 土木材料・施工・建設マネジメント
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 笠井 哲郎 東海大学, 工学部, 教授 (20266373)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: コンクリート / 貧配合 / スランプロス / 増粘剤 / 貧配合コンクリート / 脱水と加水 / 保水性 / 練混ぜ水 / スランプロス低減 / コンクリートの保水性 / モルタルフロー / ダブルミキシング / 遠心分離 / 凝集構造 / 脱水

研究概要

本研究では,貧配合コンクリートのスランプロスの低減を目的とし,その練混ぜ水の保水状態に着目し,保水状態を変化させた試料に関し,流動性を測定することで練混ぜ水の挙動が貧配合コンクリートの流動性および経時変化に及ぼす影響について検討した。その結果,コンクリートの保水性を向上させることでスランプロスを低減できることを明らかとした。これより,増粘剤とAE減水剤を併用することで貧配合コンクリートのスランプロスを低減することができる一手法を提案した。

研究成果

• [雑誌論文] 貧配合コンクリートを構成するモルタルのフローロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也、笠井哲郎
  • 雑誌名: 東海大学工学部紀要 巻: Vol.52.No.2 ページ: 241-248
  • NAID: 40019770232
  • 査読あり
• [雑誌論文] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也、鈴木翔太、馬場勇介、笠井哲郎
  • 雑誌名: コンクリート工学年次論文集 巻: Vol.52
  • 査読あり
• [雑誌論文] 貧配合コンクリートを構成するモルタルのフローロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也
  • 雑誌名: 東海大学工学部紀要 巻: Vol.52, No.2 ページ: 241-248
  • 査読あり
• [雑誌論文] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也
  • 雑誌名: コンクリート工学年次論文集 巻: 35 ページ: 1111-1115
  • 査読あり
• [雑誌論文] ポルトランドセメントの初期収縮 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井哲郎、馬場勇介
  • 雑誌名: Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan 巻: 18 ページ: 75-84
  • 査読あり
• [学会発表] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木翔太、高橋直也、馬場勇介、笠井哲郎
  • 学会等名: 土木学会関東支部技術研究発表会
• [学会発表] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 鈴木翔太
  • 学会等名: 第40回土木学会関東支部技術研究発表会
  • 発表場所: 宇都宮大学工学部
• [学会発表] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也
  • 学会等名: 平成25年度全国大会 第68回年次学術講演会
  • 発表場所: 日本大学生産工学部
• [学会発表] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 笠井哲郎
  • 学会等名: 第39回土木学会関東支部技術研究発表会
  • 発表場所: 関東学院大学
  • 年月日: 2012-03-14
• [学会発表] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高橋直也、清田真弘、高橋涼、笠井哲郎
  • 学会等名: 土木学会関東支部技術研究発表会