研究課題/領域番号 |
22560532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
小野 芳朗 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (50152541)
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研究分担者 |
水藤 寛 岡山大学, 環境学研究科, 教授 (10302530)
中嶋 節子 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (20295710)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 防火 / 用水 / 水道 / 火災 / 延焼 / 御所 / 御所用水 / 御所水道 / 琵琶湖疏水 / 文化財保護 |
研究概要 |
都市防火の事例を知ることにより、現代都市の防火インフラのあり方を考えることを主題とした。事例を京都、岡山、東京にとった。その結果、近代水道が成立する明治時代の各都市の段階までは、防火インフラとしての用水は、灌漑と共同であり、京都上賀茂社と京都御所の確執の例など、基本的に防火用水の体をなしていない。灌漑用水として上流農村が優先し、このことは琵琶湖疏水のような近代インフラができても変わりなく、近代水道ができるまで問題をもちこす。防火に使われても、消化システムが人力である限り、その効果は薄く、これも近代水道の圧力送水システムを待たねばならない。さらに関東震災のような大規模火災が起こると水道システムは無力で、土地利用そのものの計画によって類焼を防ぐしかないのであるが、現在のところ根本的解決は土地所有の問題が絡み困難な「状況下にある。
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