世帯の多様性を考慮した世帯の交通および家庭エネルギー消費量の推定

• 研究課題/領域番号: 22560535
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 土木計画学・交通工学
• 研究機関: 中央大学
• 研究代表者: 谷下 雅義 中央大学, 理工学部, 教授 (30242001)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 人口密度 / 全国消費実態調査 / 自動車オーナーインタビュー調査 / 弾力性 / 自動車保有・使用 / 電力消費 / 弾性値 / 人口密度弾力性 / 所得弾力性 / 価格弾力性 / オーナーインタビュー調査 / 世帯の活動スケジュール / 自動車走行量 / 潜在クラス回帰分析

研究概要

持続可能な社会に向けて,自動車の保有・利用/電力消費の削減は我が国においても重要な課題である.そのための手段として,価格(税・料金)や人口密度(土地利用規制)のコントロールが考えられる.たとえば,郊外から中心部に人を集めることは,人口密度の増加を意味するが,人口密度を高めるとどれだけ自動車の走行距離そして交通エネルギー消費量の節減に寄与するのかについては十分明らかにされていない.本研究では,価格また人口密度による影響がどの程度あるのか?について,世帯の多様性や空間相関などを考慮し,主として弾性値という指標に着目して検討を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 環境態度を考慮したコミューンの人口密度が自動車保有・利用に与える影響分析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷下雅義
  • 雑誌名: 土木計画学研究・論文集D3 巻: 68(5) ページ: 635-640
  • NAID: 130004559737
  • 査読あり
• [雑誌論文] Impact Analysis of Population Density, Fuel Price, and Income on Households' Gasoline Demand (2012)
  • 著者名/発表者名: Masayoshi Tanishita
  • 雑誌名: Kuhmo Nectar Conference and Summer School on Transportation Economics 巻: 7
  • URL: http://indico.conferences.dtu.dk/contributionDisplay.py?contribId=70&sessionId=26&confId=101
  • 査読あり
• [雑誌論文] 全国消費実態調査を用いた電力消費量の分析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 古澤篤
  • 雑誌名: 第31回エネルギー・資源学会 巻: 31
• [雑誌論文] CHUOモデルを用いた自動車関連税制変更施策の評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷下雅義
  • 雑誌名: 第31回エネルギー・資源学会 巻: 31
  • NAID: 40020075538
• [雑誌論文] Impact Analysis of Population Density, Fuel Price, and Income on Households’ Gasoline Demand (2012)
  • 著者名/発表者名: Masayoshi Tanishita
  • 雑誌名: Kuhmo Nectar Conference and Summer School on Transportation Economics 巻: 8
  • 査読あり
• [雑誌論文] Impact analysis of district population density on car ownership (2011)
  • 著者名/発表者名: Masayoshi Tanishita
  • 雑誌名: Asian Planning Schools Association 巻: 11(CD-ROM)
  • 査読あり
• [雑誌論文] 世帯の活動スケジュール生成方法の比較分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 坂本将吾・谷下雅義・鹿島茂
  • 雑誌名: エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集 巻: 27 ページ: 395-398
• [雑誌論文] 世帯の多様性を考慮した人口密度が自動車走行量に及ぼす影響分析-オーナーインタビュー調査を用いた潜在クラス回帰分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 谷下雅義
  • 雑誌名: 土木計画学研究発表会・講演集 巻: 42(CD-ROM)
• [学会発表] CHUO モデルを用いた自動車関連税制変更施策の評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 谷下雅義
  • 学会等名: 第31回エネルギー・資源学会投稿論文
  • 年月日: 2012-06-06
• [学会発表] 環境態度を考慮したコミューンの人口密度が自動車保有・利用に与える影響分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 谷下雅義
  • 学会等名: 第44回土木計画学研究発表会
  • 発表場所: 長良川国際会議場
  • 年月日: 2011-11-25
• [学会発表] Impact Analysis of District Population Density on Car Ownership (2011)
  • 著者名/発表者名: Masayoshi Tanishita
  • 学会等名: 11th International Congress of Asian Planning Schools Association
  • 発表場所: Tokyo
  • 年月日: 2011-09-20
• [学会発表] 世帯の活動スケジュール生成方法の比較分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 坂本将吾・谷下雅義・鹿島茂
  • 学会等名: エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス
  • 年月日: 2011-01-26
• [学会発表] 世帯の多様性を考慮した人口密度が自動車走行量に及ぼす影響分析 -オーナーインタビュー調査を用いた潜在クラス回帰分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 谷下 雅義
  • 学会等名: 土木計画学研究発表会
  • 年月日: 2010-11-23
• [学会発表] FACTORSASSOCIATED WITH TRAFFIC VOLUM E AND VEHICLE-KILOMETERS TRAVELED BY VEHICLE TYPES IN INTERCITY EXPRESSWAYS (2010)
  • 著者名/発表者名: Masayoshi Tanishita
  • 学会等名: 12th World Conference on Transpotation Research
  • 発表場所: Lisbon
  • 年月日: 2010-07-12
• [備考] 本研究に関連する研究論文(未定稿の論文含む)をとりまとめた研究成果報告書を作成した.