研究課題/領域番号 |
22560597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
野中 勝利 筑波大学, 芸術系, 教授 (40302400)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 城址 / 文化的景観 / 天守閣 / 公園 / 近代化 / 城下町都市 |
研究概要 |
地方の城下町都市の近代化過程における城址の文化的景観の意味を、明らかにした。城址の近代化においては、土地利用の側面と模擬天守閣の側面から捉えた。甲府城址では、や間梨県が城址に公共施設を整備したり濠を埋め立てたりして、公園化は城址の保存よりも公共事業用地化を目的としていた。それに対し甲府市民や甲府市会は城址の保存を主張していた。一方、城址に建設された模擬天守閣は木造で、配置計画や外観意匠にこだわりがあった。地域住民にとって、身体性を帯びた求心性が働くとともに、文化的共有財としての象徴性があった。いずれも近代の造営による新たな壮観が地域に受け入れられた。
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